【剣盾S4シングル最終107位】準正受けループ
(パーティの集合写真を市長さんが作ってくれました)
どうも、は疑問です!
今までで1番良い結果が出せ、要望があったので今期使用した構築の紹介を書かせていただきます。初めての記事で不慣れなため、詳しく知りたい方はTwitterに聞きに来て下さい。 (以下常体)
【コンセプト】
全てのポケモンを後出しから処理する。
回復技を持たせて何度も受け出せるようにする。
以上の条件を満たす構築を「純正受けループ」と定義するらしい。
この構築では回復技にドレインパンチを採用していてることから純正とは怪しいと判断し準正受けループと名付けた。
【構築経緯】
ドヒドヌオーカビクレベミロナットの並びから考えた。
ドヒドカビクレベはその数値の高さと見れる範囲から使うことを決めた。
ミロカロスはラムや弱点保険を持ったトゲキッスが減ったことから使わないことに決め、ナットレイはロトムの鬼火やトリック、巧みアークを考えるとそこまで強くないと判断して使わないことに決めた。
次に、ヌオーについて考えた。
特性:天然 持ち物:食べ残し
技:守る、自己再生、熱湯、カウンター
の眼鏡ヒートロトムを意識しつつHBにした型がメジャーに使われている。
勿論、良い点もあるが
・アーマーガーを見る枠にも拘らず数的有利をとられるとTODで負ける
・カウンターが相手依存でありケアされると機能しない
・アイアントの減少
以上の点から残飯ヌオーを使わないことに決めた。
こうしたことで食べ残しを他のポケモンに充てることができるため、ドヒドイデ+残飯ピクシーの並びでトゲキッス受けができないかと考えピクシーを採用し、重い両ロトムやバンギラスを見れる枠としてジャラランガを採用、もともと構築単位でドリュウズに隙を見せていることからサニーゴを採用して構築が定まった。
ラプラスについては、そのために1枠さくより気合でどうにかしようと考えラプラス受けは用意しなかった。
【パーティ】
特性:再生力 持ち物:黒いヘドロ
技:トーチカ、毒菱、熱湯、自己再生
数値:157(252)-74-184(92)-73-201(164)-55 穏やか
トゲキッスやロトムに居座りやすくなるHDベース、トリックをケアするためピクシーを投げる前にトゲキッスによく投げた。鉢巻ウオノラゴンが無理になったのでトーチカや毒菱で毒にした後気合で何とかする。失敗トーチカでもえらがみ半減になるのが面白い。
毒毒が欲しかったりもするが毒菱の一貫があるパーティが多かったり、本来重たいポケモンに毒をいれられる毒菱のほうが使い勝手がよかった。表のポケモンは最悪焼けばいい。
S個体値を2下げるとミラーで有利らしいが困ったことがないので31で使っている。
特性:頑丈 持ち物:オボンの実
技:鉄壁、氷柱針、自己再生、ボディプレス
数値:200(236)-137-258(244)-57-66-52(28) 腕白
調整:4振りカビ抜き、HP4n
物理受け。アイスボディでないことの弊害より頑丈の行動保障の方がよかったため頑丈になった。HPが4nなのはステロや呪いダメージ2回でオボンを消費するためである。
・カビゴン
特性:食いしん坊 持ち物:バンジの実
技:眠る、地震、地割れ、捨て身タックル
数値:264(228)-134(28)-86(4)-63-176(236)-52(12) 慎重
調整:HDベース、捨て身で無振サザン2、H振りロトムに対して低乱数の後に高乱数を引くとオボンを消費させずに飛ばせる良いライン、特化ガルドのインファイト耐え、同速意識
地震はド忘れにしていたが後述するジャラランガでロトムを見れるので、ギルガルド等を意識して地震を採用した。ストリンダ―やシャンデラに打てる他、ダイアースで地割れのPPを減らさずに済むのも偉い。いるだけで相手がダイホロウを打ちにくくなる。
・ピクシー
特性:天然 持ち物:食べ残し
技:守る、月の光、10万ボルト、ムーンフォース
数値:202(252)-67-94(4)-115-156(252)-80 穏やか
調整:数値が足りないためHD
ドヒドイデと合わせてトゲキッスを見たり、サザンをみるために採用した。自然に守るが入りダイマックスや天候変化にも強く出れた。役割対象に電気技を打ちたい相手が多く10万ボルトの採用に至った。このおかげで焼けたアーマーガーにも役割が持てそうな雰囲気がある。焼けた物理を詰ませることができたり、ダイマックスをからした後のミミドラパに強いのも優秀。
特性:防音 持ち物:気合の襷
数値:150-160(236)-131(4)-121(4)-171(244)-108(20) 大人しい
調整:ドレインパンチで無振ダルマ確定、ドレインパンチの回復量とロトム意識でADベース、Sは遅いロトム意識
ロトムを受けられるポケモンを探していたら偶然発見した。Cはパッチラゴンやドラパルト、アイアントやナットレイを考えると削れなく大人しいでの採用となった。持ち物はロトムにトリックされても害のない行動保障を得られる襷に決めた。このおかげで初手のヒヒダルマ対面で合法的に居座ることが可能になり、ロトム入りにはステルスロックを巻いておきたく初手から出したいため非常に役立った。特性、技構成、持ち物、調整どれもまだまだ改良の余地がありそう。
・サニーゴ
特性:砕ける鎧 持ち物:進化の輝石
技:鬼火、鉄壁、渦潮、力を吸い取る
数値:149(108)-54-157(180)-85-120-78(220) 図太い
調整:S2↑でドリュ抜き
ドリュウズを受けるためには怯みとドリルが常に付きまとうがそれを無視できる唯一のポケモン。鬼火と力を吸い取る以外は、剣の舞との積みあいになった際に使う鉄壁、雑に削れ交代を許さずダイストリームですなかきもケアできる渦潮で確定とした。初見では気づかれないため、このポケモンで詰ませることも多く非常に使い勝手が良かった。呪われボディでないことで連続技が受からない。
【感想】
このシーズンは切断バグを利用するかたがチラホラ見受けられたためS4での結果はあまり意味ないらしい。悲しい。でもこんな環境のなか、それなりの順位で終われたことに自信を持って次は最終2桁を目指したい。