【SV S10シングル最終69位 最高最終2085.874 】超回復クレクレハピヤドラン
どもでつ。は疑問でつ。
S10お疲れさまでした。久々に受けループを使って勝てたので記事書きまつ。
(パーティ全員 ムンボ入 雌 色違い)
TN はぎもん
最終69位
コンセプト
全てのポケモンを後出しから処理する。
回復技を持たせて何度も受けだせるようにする。
以上の条件を満たす構築を「純正受けループ」と定義するらしい。
これがやっぱり格好いい。
個体解説
特性:再生力
テラスタイプ:炎
157(252)-61(-)-224(252+)-73-163(4)-50
トーチカ/黒い霧/自己再生/ヘドロ爆弾
HB- 炎オーガポンに乱数を甘えられないので特化
D- 余り
S- ブリムオン抜き
個人的炎オーガポン受けの回答。
オーガポンは普通に受けきろうとしても汎用性を保ちつつ受けきることは難しいので、
トーチカの毒やヘドロ爆弾、ゴツゴツメットで削りを入れつつ、黒い霧、トーチカを絡めて時間を稼ぎ倒す。
正直、安定感を増すなら残飯の方がよいが、最終日は全部が剣舞炎オーガポンというほどではなかったので後述のクレベースに優先して残飯を持たせた。
クレベース@食べ残し
特性:頑丈
テラスタイプ:格闘
202(252)-138(4)-259(252+)-x(-)-66-47
鉄壁/つららばり/自己再生/ボディプレス
HB- 物理にしか投げないので特化
A- 余り
かなり珍しい残飯クレベース。
クレベースはなんだかんだ耐久がギリギリだったりするので、相手の物理に繰り出した後自己再生を強要されることが多いのだが、食べ残しを持つことで鉄壁やボディプレスによる高負荷をかけることが可能になる。
また、それ以外の具体的な場面だと
・悪ウーラオス、パオジアンに対しての安定感が増す
・カイリュー等のアンコールに対して自己再生を押さずとも自動でHPが回復できる
・ステルスロックを撒かれても格闘テラス状態ならステロのダメージを帳消しにできる
・受かりにくい鉢巻ランドロス等の蜻蛉返りに対して回復できる
・ラス1イダイトウに対して鉄壁を積んでのTODがかなり楽
等が挙げられる。
つよいです。
ハピナス@毒針
特性:自然回復
テラスタイプ:水
330-27(-)-62(252)-95-204(244+)-77(12)
瞑想/卵産み/投げつける/シャドーボール
S- 少しsに回している挑発ディンルー意識
BD- 振れるだけ
サーフゴーを1匹で対処できるので受けループでは必須と考えている枠。
従来の投げつけるハピナスは電気玉などでの採用が多いが、毒針で採用することによって有利対面で物理に対して強い負担をかけることができる。
また、ディンルー入りに初手から出して投げつけることで後述のディンルー対策ヤドランを選出しておらずともそこそこ悪くない展開を取ることができる。
(毒テラスは一度も切られなかった。)
テラスタイプに関しても言うことがあって、ハピナスといえばサーフゴーのサイコショック対策で悪テラスでの採用が多い印象があるが、+6サイコショックで確1なのでサイコショックで倒される未来を予知してテラスを切る以外で生きるシチュエーションが存在しない。
なんなら、サイコショックよりも採用率が多いと思われる格闘テラバースト型に対して弱点を変えることができないので相当頭が悪いと思っている。
その点水テラスは炎テラス等の眼鏡イーユイのほか、サーフゴーのゴールドラッシュも半減にでき、等倍範囲が広い。
ママンボウ@突撃チョッキ
特性:再生力
テラスタイプ:草
255(116)-95-118(140)-60-106(252+)-63(-)
ミラーコート/アクアジェット/アクアブレイク/クイックターン
H- バインド意識8n-1かつ再生力意識3n
HD- 臆病眼鏡イーユイの悪の波動確定3発(目安)
HB- 臆病ハバタクカミの眼鏡サイコショック乱数3発(0.02%)
S- 最遅 (主にディンルー意識)
世界最強のマンボウ。
クイックターンを手に入れたことで神になった。
一応の名目としてはヒードラン受けなのだが、それ以外の面ですごく強い。
性能を例えるならばHBランドロスの特殊受け版に似てて、
それが再生力でクイタンとミラコできるみたいな感じ。
クイックターンという技、殴りながら後攻で交代できるどころか回復技でもあるのえぐい。
具体的にこいつが強い盤面を挙げると、
・有利対面後攻クイックターンから裏の再生力ポケモンや残飯クレベースを繰り出してママンボウとお互いに回復する
(物理耐久もかなり高いので物理に対してもある程度居座る余裕があるのが大きい。)
・渦カイリューやマグストヒードランに後投げして無限にクイタンするだけでHPが減らない
・ハピナスと同時に選出することで眼鏡ハバタクカミのハピナス読みサイコショック択を緩和するクッションにできる
・クレベースで対処する際に襷の存在が気になる悪ウーラオスを後攻クイックターン、アクアジェットで削れる
等々ある
テラスタイプの草は構築で重いジバコイルや水ロトム、キノガッサ意識。
逆に電気タイプに対してあえてテラスを切らずにミラーコートすることでボルトチェンジを2倍で返して裏が倒せるみたいなシーンもいくつかあった。
ヤドラン@拘り眼鏡
特性:再生力
テラスタイプ:鋼
201(244)-72(-)-165(156+)-134(108)-100-50
トリック/怠ける/熱湯/サイコキネシス
H- 3n
C- H4サーフゴーを熱湯で確定2発(目安)
B- 余り
こちらから相手のサイクルを崩していける枠。
従来の受けループはディンルーが重すぎるのだが、トリックと裏にかかる高火力の熱湯及びサイコキネシスがあるためそれを防ぐことができる。
また、トリックの利点は対ディンルーだけでなくカイリュー対面や後投げで打って鉢巻を奪ったり起点回避をしたり渦でも機能停止にさせたりといったことができる。
拘り眼鏡のおかげで並大抵の耐久のポケモンでは受け出しが難しくなっており、尚こちらは怠けるを押さずとも再生力で勝手に回復するので相手のサイクルだけ一方的に疲弊していくような盤面が多かった。
特に旧使用率上位6匹をベースとした並びに対して出して活躍してくれた。
テラスタイプの鋼は対飛行テラバーストの保険と、ハバタクカミ、サーフゴーへの居座り、岩オーガポン意識。
クレセリア@隠密マント
特性:浮遊
テラスタイプ:鋼
221(204)-67(-)-165(156+)-95-140-124(148)
瞑想/月の光/サイコキネシス/冷凍ビーム
B- 11n
S- 準速キノガッサ+2(遅いサーフゴー、カイリュー、コノヨザル意識)
H- 余り
マントでキョジオーンに強い枠。
特性浮遊で鋼テラスをきることで地面無効のままドラゴンや飛行の一貫を消せる点、コノヨザルに上から大きく削りを入れられる点、瞑想をした際の対応範囲が広い点を評価して採用した。
キョジオーンがボディプレスを持っていることも多々あるため、テラスを切るタイミングは考えなければならない。
キョジオーンの裏に炎オーガポン、悪ウーラオス、イーユイがいるときは動かしにくいが、いなかった時の圧力は随一だった。本構築はガチグマを切って組んでいるため、ガチグマに対してのごまかし性能も役立った。
鋼テラスで毒無効にして詰ませる展開もよくあった。
感想
自分が社会人になってしまったが、今月は最終日が土日だったため本気を出した。
結果、自身SVでは初の最終2桁順位を達成でき嬉しかった。
受けループは正直マッチングや嚙みあいで勝てている試合が多いが、その中でも最後まで勝ち筋を追うプレイングができたと思う。
今後は2桁前半まで潜り続けたい。
似た構築記事を倉本蘭さんが書いているので、気になった方はそちらもご覧ください。
https://cramorant.hatenablog.com/entry/2023/10/01/131719